どうも、楽痩せダイエットコーチの梶原龍士郎です。
今回は摂取カロリーを減らしすぎると逆に痩せなくなるというテーマでお話ししていきます。
何故カロリーを減らしても痩せないのか?
食べる量は極力少なくしているのに痩せない、または痩せなくなったという経験はありませんか?
おそらくそれは代謝が落ちている事が原因です。
人間の身体にはホメオスタシスという機能が備わっています。ホメオスタシスとは簡単に言うと
環境が変わっても体の状態を一定に保とうとする働きの事です。
例えるなら暑いときに汗をかいて体温を維持しようとしたり、逆に寒い時にはぶるぶると震えて体温を上げようとするとき、これらもホメオスタシス機能が正常に働いているから起こる事なのです。
ダイエットでもこのホメオスタシス機能が働きます。摂取カロリーを減らせば減らすほどこの機能が強く働き代謝を下げてしまうのです。
理由は代謝を下げてエネルギーの消費量を減らし、出来るだけ長く生き延びるためにです。いわゆる省エネモードになっているのです。
何とも不思議な仕組みですが、この機能が無ければ食料がない時代も人間が生き抜くことは難しかったでしょう。この機能があるからこそ食糧不足が続いてもしばらくは生き延びる事ができるのです。
カロリーはどれくらい摂ればいいか?
代謝が下がるという事は消費カロリーも減るという事なので痩せづらく太りやすくなってしまいます。出来るだけ代謝を下げないようにダイエットをするには最低でも基礎代謝以上はカロリーを摂取しなければなりません。
基礎代謝とは何もしない状態でも消費されるエネルギー量の事です。筋肉量や体格によって消費量は違うので基礎代謝量も個人差があります。
こちらのサイトから基礎代謝の計算が出来るので気になる方はどうぞ。
摂取カロリーが基礎代謝を下回ってしまうと代謝が落ちやすくなり健康的にも良くありません。リバウンドしてしまう人や体重が落ちなくなる人は極端にカロリーを制限してしまいがちなので、1日の摂取カロリーは基礎代謝以上は摂るという事を意識してみてください。
まとめ
●摂取カロリーを減らしすぎるとホメオスタシス機能が働いて代謝を落ち痩せづらくなる。
●摂取カロリーは最低でも基礎代謝以上は摂る事。
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