どうも、楽痩せダイエットコーチの梶原龍士郎です。
今回は糖質と脂質を一緒に制限しないほうがいい理由についてお話ししていきます。
摂取カロリーが足らなさすぎる
何故糖質を脂質を一緒に制限するのがいけないかというと、極端に摂取カロリーが低くなるからです。
糖質制限は脂質を主なエネルギー源とし、逆に脂質制限をする時は炭水化物をエネルギー源とします。
両方を制限してしまうとただ食べないダイエットになってしまうので、栄養が足らなさすぎて不健康な状態になってしまいます。
なので糖質制限の時は脂質をしっかり摂り、脂質を制限する時は炭水化物や糖質をしっかり摂るようにしましょう。
それぞれの理想のPFCバランス
どんなダイエットでもPFCバランスをしっかり組み立てて食事をする事で健康的に痩せる事ができます。
PFCバランスとは三大栄養素のP=タンパク質(protein)、F=脂質(fat)、C=炭水化物(carbohydrate)が全体の摂取カロリーの内、どれくらいの割合を占めるかを示した比率の事。ちなみにタンパク質は1gあたり4kcal、炭水化物も1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalある。
PFCバランスを組み立てる時はまず1日の摂取カロリーをどれくらい摂るか決め、それから各栄養素の割合を決めていきます。
では脂質制限と糖質制限、それぞれのダイエット法に適したPFCバランスを紹介していきます。
まず脂質制限のPFCバランスですが、タンパク質30%、脂質20%、炭水化物50%です。
炭水化物は全体のカロリーの45%以上は摂った方がいいでしょう。
そして糖質制限の場合は、タンパク質30%、脂質60%、炭水化物10%以下となります。
糖質制限の場合は脂質が主なエネルギー源となるので全体のカロリーの半分以上は摂るようにしてください。
なお糖質制限の場合、炭水化物は極力制限しないと身体がケトン体を出せないので注意してください。
ケトン体とは脳や筋肉のエネルギー源である糖質(グルコース)が何らかの理由で利用できない時に代わりのエネルギー源として使われる物質。
栄養バランスの組み立て方で少し難しいと思った方は下のページを参考にしてください。
まとめ
●糖質と脂質を一緒に制限してしまうと摂取カロリーが足りなさすぎるので不健康になってしまう。
●PFCバランスをしっかり組み立てて食事を摂る事によって健康的に痩せる事ができる。
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