糖質制限で確実に成果を出すには?
どうも、楽痩せダイエットコーチの梶原龍士郎です。
今回は糖質制限で確実に成果を出す方法を紹介していきます。
糖質制限はその名の通り炭水化物や糖質を制限して痩せるダイエット法ですが、やり方を間違ってしまうと健康的に痩せることができなかったり体調を崩してしまう可能性もあります。
そうならない為にも正しい糖質制限を学び実践していきましょう。
緩い糖質制限では意味がない
良くある間違った方法で糖質制限を中途半端に摂取してしまう事です。
糖質制限ではケトン体という体の中で生成される物をエネルギー源として利用しなければなりません。
ただこのケトン体というのは中途半端に糖質を摂取していた場合、上手く活用される事はありません。
ケトン体が使えないという事は、まだ糖質やブドウ糖をエネルギーとして使っている状態です。そのブドウ糖が中途半端な糖質制限によって減らされているのでエネルギーを確保する為に糖新生が起こるわけです。
糖新生では筋肉の分解が起こります。筋肉の分解が起こってしまうということは代謝が下がったり、リバウンドしやすくなるという事です。
なので緩い糖質制限では筋肉の分解が起こりやすい状態になりやすいのです。
これを避けるためには糖質を徹底的に制限する事。
一般的には1日に50g以下に糖質量を抑えるとケトン体が使われやすいと言われていますが、50gと言わず0gに近づけるくらいの気持ちでやった方がちゃんと制限できるでしょう。
糖質を制限する代わりに脂質をちゃんと摂取しなくてはならない
日本人の食生活ではあまり脂質を大量に摂取することがあまりないので、脂質の摂取に抵抗がある人もすくなからずいます。
しかし脂質を摂取しないとケトン体が作られないばかりか、エネルギー不足によって体調の悪化や筋肉の分解が起こりやすくなります。
人間は基礎代謝以上のカロリーを摂取しなければまともに活動できなくなるので、脂質でしっかりとカロリーを補い、基礎代謝以上はカロリーを摂取するようにしましょう。
脂質は大体全体のカロリーの60%以上取れていれば大丈夫です。これならケトン体を作りやすく健康的に痩せることができます。
ここで脂質を摂りすぎちゃうと痩せないのでは?という心配をされる方もいらっしゃると思いますが、脂質は腹持ちもしやすく満腹感も感じやすいので摂りすぎることはないでしょう。
あなたも経験があると思いますが、脂質の摂りすぎで気持ち悪くなったりしますよね?つまり過剰な脂質は身体が受け付けないようになっているのです。
タンパク質も忘れずに
タンパク質は筋肉の材料となる大事な栄養素です。これが不足すると筋肉が落ちやすくなります。
タンパク質は1日に体重×1gは摂るように。普段筋トレや運動をしている人はさらに多く、体重×2~3gは摂るようにしましょう。
基本的にお肉やお魚、卵やチーズなどのタンパク質と脂質が豊富な物を食べていればこの量はクリアできるでしょう。糖質の少ないプロテインなどを摂るのもお勧めです。
まとめ
●緩やかな糖質制限はケトン体が上手く使われない為、失敗しやすい。
●脂質でカロリーを補わないと極端なカロリー制限と変わらない不健康なダイエットになってしまう。
●タンパク質はどんなダイエットでも意識して摂るようにしよう。
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